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Oracle TimesTen In-Memory Database C開発者およびリファレンス・ガイド
リリース7.0
E05164-02
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プログラムでのデータ・ストア属性の設定

データ・ストアへの接続時に接続文字列を指定して、プログラムで接続属性を設定または上書きできます。


注意: Cache Connect to Oracleを使用する場合は、OracleIDデータ・ストア属性を「TimesTen ODBC Setup」またはODBC.INIファイルで設定する必要があります。接続されたクライアント間で混乱が発生しないように、プログラムでOracleIDを設定します。『Oracle TimesTen Cache Connect to Oracle開発者および管理者ガイド』を参照してください。

BulkInsDataというデータ・ストアに接続し、デフォルトの行レベル・ロックではなくデータ・ストア・レベル・ロックがアプリケーションで使用されるように指定するには、次のコード・フラグメントに示すように、アプリケーションでSQLDriverConnectルーチンを使用します。

例1.3

SQLHDBC hdbc;

SQLCHAR ConnStrOut[512];

SQLSMALLINT cbConnStrOut;

SQLRETURN rc;

rc = SQLDriverConnect(hdbc, NULL,

     "DSN=BulkInsData;LockWait=5", SQL_NTS,

     ConnStrOut, sizeof (ConnStrOut),

     &cbConnStrOut, SQL_DRIVER_NOPROMPT);


注意: TimesTenデータ・ストアへの接続ごとに、いくつかのファイルがオープンします。つまり、多数のスレッドを使用し、スレッドごとに別々の接続を使用するアプリケーションでは、各スレッドに対して複数のファイルがオープンします。このようなアプリケーションでは、オペレーティング・システムで同時にオープンできるファイル記述子の最大数を超える可能性があります。この場合は、多数のオープン・ファイルを許可するようシステムを設定します。『Oracle TimesTen In-Memory Database APIリファレンス・ガイド』のオープン・ファイルの数の制限に関する項を参照してください。